日本一売れているカプセル式コーヒーマシンのドルチェグスト新モデル「ドルチェグスト ルミオ」が2017年11月に発売されました。
また、12月にはさらに新しいモデル「ドルチェグスト カラーズ」も追加発売されました。
今回は「ドルチェグスト ルミオ」と「ドルチェグスト カラーズ」について、旧モデルとの違いも併せて解説していきます。
ドルチェグスト ルミオはドロップの後継モデル!?
2017年11月に発売された「ドルチェグスト ルミオ」は、見た目の形からしてドルチェグスト ドロップの後継モデルにあたるものと思います。
理由の1つとしてマシンの形が明らかにドロップと似ています。ただし、デザインのコンセプトは、ドロップが「しずく」だったのに対してルミオは「太陽」となっています。
ルミオはタッチパネルではなくホールで抽出目盛りを設定するようになっていて、ドロップの欠点だった横幅の大きさがなくなり、狭いところでも利用できるようなデザインになっています。ホイールはマウスについているスクロールホイールをイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。
実際に使ってみると、ドロップのタッチパネルもスムーズ設定ができましたが、ルミオのホイールもスムーズに設定ができました。どちらもそれほど違いはありません。
価格や機能などの比較一覧表
ルミオ | ドロップ | ジェニオエス | |
---|---|---|---|
抽出圧力 | 15気圧 | 15気圧 | 15気圧 |
水タンク容量 | 1,000ml | 800ml | 650ml |
目盛り調整 | 本体ホイール | 本体タッチパネル | 本体タッチパネル or スマホアプリ |
実売価格 | 約5,500円~6,350円 | 約9,900円 | 約13,000円 |
発売日 | 2017年 | 2015年 | 2021年 |
本体無料の 定期便サービス |
× | × |
〇 ドルチェグスト公式サイト |
ドルチェグスト ルミオの一番の注目ポイントは、希望小売価格5,537円(税抜)というドルチェグストの中で最安値のモデルということです。
現在の主要モデルジェニオエスと、ドロップと比較してもルミオだけ、値段が特別安くなっています。
コーヒーの抽出能力に差はありませんので、かなりお得なモデルと言えます。色はホワイトとダークレッドの2色です。
また、ルミオのカプセルホルダーには、カプセルカバーが新たに付きました。使ってみた感じですと、カプセルがしっかりと固定されるので、より確実に圧力を加えて抽出することができるようになったように思えます。
ルミオとドロップの比較
実際にドロップとルミオを並べてみるとこのような感じです。
ドロップとルミオの大きさの違い
- ドロップ・・・25.2×25.2×31.9cm(幅×奥行き×高さ) 水タンク800ml
- ルミオ・・・17.6×22.2×36.8cm(幅×奥行き×高さ) 水タンク1000ml
※ルミオは高さが約5cm高くなっていますが、幅が約8cm、奥行きが約3cmドロップより小さくなっています。
水タンクがむき出しのデザインになっているので、水の残量が正面から一目で分かります。容量についても、ドロップの水タンクが800mlだったのに対して、ルミオは1,000mlと増えています。
少し前に、一番人気のジェニオアイと同じく本体無料の定期便サービスだったドロップが、本体無料の対象から外れました。されに、現在ドロップは割引価格により販売されています。
つまり、ドルチェグスト ドロップは終売になり、その後継モデルとして「ドルチェグスト ルミオ」が発売されたものと思われます。
ルミオとジェニオアイ(後継機ジェニオエスがあります)の比較
定番モデルのジェニオと並べてみるとこのような感じです。
ドロップとルミオの大きさの違い
- ジェニオ・・・16.5×25.7×29.6cm(幅×奥行き×高さ) 水タンク1000ml
- ルミオ・・・17.6×22.2×36.8cm(幅×奥行き×高さ) 水タンク1000ml
※ルミオは高さが約7cm高く、幅が約1cm広くなっていますが、奥行きが3cmジェニオ2より小さくなっています。水タンクはジェニオ2の方が大きく見えますが、両方とも1000mlで同じです。
また、ジェニオ2プレミアムやドロップと比べて、ルミオは高さがあるので、高さのあるコップを使用することも可能です。この差は実際に使ってみるとかなり便利に感じると思います。
背の高いコップはラテ系メニューやアイス系メニューを作るときによく使いますが、ルミオは15cmくらいまでのコップだったら大丈夫です。ちなみに、ジェニオ2プレミアムは約11cm、ドロップは約12.5cmです。
目盛り設定ホイールとカプセルホルダー
ドルチェグストルミオには電源ボタンは無く、ホイール部分を回すと自動的に電源がオンになります。
ホイールでの抽出目盛り設定は、マウスのホイールと同じような感覚でスムーズに設定できます。
また、ルミオのカプセルホルダーにはフタのようなカバーが付きました。
実際にカプセルを入れてカバーを閉めてみると、ホルダーにカプセルがしっかりと固定されます。
ドルチェグストの各マシンの抽出機能に違いはありません。カプセルホルダーにカバーが付いてしっかり固定されているからか、若干ルミオのクレマ(泡)の方が多めに出ているように見えます。
抽出メモリの設定方法が、各マシンで違いますが、ホールでもタッチパネルでもレバーでもそれほど操作に違いはでません。スムーズに設定できます。
本体の値段も安く水タンクの容量も多いため、ルミオはおすすめのマシンと言えます。
ドルチェグスト ルミオとカラーズの違いを比較
ドルチェグストルミオが発売された1ヶ月後に、ルミオの派生モデルとして「カラーズ」が発売されました。
以下の写真を見ていただくと、形がよく似ていることが分かると思います。
こちらはルミオとカラーズの側面の比較です。カラーズの方が水タンクが大きく見えますが、入る水の量はどちらも同じで1,000mlです。
価格や機能などの比較一覧表
ルミオ | カラーズ | |
---|---|---|
抽出圧力 | 15気圧 | 15気圧 |
水タンク容量 | 1,000ml | 1,000ml |
目盛り調整 | ホイール | ホイール |
実売価格 | 約6,200円~6,350円 | 約6,980円~9,000円 |
発売日 | 2017年11月 | 2017年12月 |
販売場所 | ネット通販や家電量販店 | ネット通販のみ |
本体無料の 定期便サービス |
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ルミオとカラーズは、色と販売場所以外の基本性能は同じです。コーヒーの抽出能力に違いもありません。
ルミオはネスレ公式通販サイトや家電量販店で購入可能ですが、カラーズは現状Amazon、楽天、Yahooショッピングのみで販売しています。
ルミオとカラーズの比較
ルミオとカラーズは、メモリ設定ホイールやレバー、水タンクの容量等、機能は同じなのですが、色の違いが大きな特徴です。
カラーズは、背面のパネルの色を3色の中から自由に選べます。ルミオは本体カラーがレッドとホワイトの2色でしたが、カラーズは本体はホワイトのみで、パネルを3色から選べるという違いがあります。
パネルは最初から3枚ともセットでついてきますので、購入後に自分で好きな色に自由に変更可能です。
パネルにはネジ等は使用されていませんので、スマホのカバーを付け替えるように簡単に取り外しができます。
パネルを付け替えた後に、上から水のタンクを装着します。青の場合はこのような見た目になります。
カラーズはルミオのように水タンクの手前部分に穴がありませんので、正面からは背面のパネルの色と水の残量は見えません。
コーヒーの抽出能力や水タンクの容量などに違いはありませんので、デザインで選ぶか使い勝手で選ぶかという選択になります。
- ルミオ・・・水の残量が正面から見えるので使い勝手が良い
- カラーズ・・・パネルの色を自分好みに変えられる自由度がある
私自身は、キッチンの後ろが壁になっている場所にドルチェグストを置いているので、正面から水の残量が見えるルミオをメインに使っています。
カラーズは、リビングなどの後ろが壁になっていない場所に置くと、背面のパネルの色や水の残量が見やすいのでおすすめです。
元々ドルチェグスト自体がおしゃれなので、どちらもインテリアとしてリビングに置いても違和感はありません。
本体無料の定期便サービス対象!?
ルミオやカラーズは本体価格が安いとはいえ、ジェニオエスには本体無料の定期便サービスがあります。初期費用やランニングコストを考えると現状ではジェニオエスがおすすめです!
※ルミオとカラーズは家電量販店やネットショップでの販売限定モデルなので、本体無料のカプセル定期便サービスの対象モデルとはなっていません。
機能に差はないので、現状ではスタンダードモデルのジェニオエスを本体無料で利用するのが、初期費用無料でランニングコストも安くなるのでおすすめです!
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まとめ:ドルチェグスト ジェニオ・ルミオ・カラーズの選び方
ネスカフェ ドルチェグストの「ドルチェグストルミオ」と「ドルチェグストカラーズ」について紹介してきました。
ドロップは終売になると思いますので、ルミオ・カラーズとジェニオの選び方を最後にまとめます。
ルミオとジェニオ2の選び方
- ジェニオエス・・・本体無料でさらにカプセルを安く買いたい方におすすめ
- ルミオ・・・本体を有料で買ってでも使いたい方におすすめ
- カラーズ・・・本体を有料で買ってでもおしゃれなモデルを使いたい方におすすめ
※カプセルは全てモデル共通で、コーヒーの抽出能力に差はありません。
本体無料はこちら↓ ドルチェグスト公式サイト
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