ネスレから発売されているコーヒーメーカーは、「ネスカフェバリスタ」と「ネスカフェドルチェグスト」、そして「ネスプレッソ」の3つがあります。この3つのマシンは、それぞれどんな違いがあるのかをご存知ですか?
ネスレのコーヒーマシン3つの機能や特徴の違いをくわしくご紹介します。
こんな人にはこのコーヒーマシンがおすすめだというポイントもまとめましたので、ぜひマシン選びの参考にしてください!
ネスレのコーヒーメ-カー3種類「ネスカフェバリスタ・ドルチェグスト・ネスプレッソ」の違い
まずはバリスタとドルチェグスト、ネスプレッソ3つの違いを簡単にまとめた表をご覧ください!
それぞれの違いを簡単に比較すると下記の様になります。
- 1杯の値段の安さ・・・1位バリスタ、2位ドルチェグスト、3位ネスプレッソ
- コーヒーの味の本格さ・・・1位ネスプレッソ、2位ドルチェグスト、3位バリスタ
このように、一番コストが安いのは「ネスカフェバリスタ」です!
1杯あたりのコストは高いですが、その分本格的なコーヒーの味わいを楽しめるのが「ネスプレッソ」。
そして、コーヒー以外にもさまざまなカフェメニューが飲めて、コストも中間的なのがドルチェグストです。
個人的な味の感想は、バリスタは美味しいインスタントコーヒー、ドルチェグストはカフェのコーヒーの味くらいのクオリティ、ネスプレッソは本格的なカフェのコーヒーの味という感じです。
バリスタ・ドルチェグスト・ネスプレッソの違いを一覧表で比較
それでは、3つのコーヒーマシンの機能や特徴をよりくわしく比較していきます!
バリスタ | ドルチェグスト | ネスプレッソ | |
---|---|---|---|
一杯あたりの コスト |
約20円 | 約60円 | 約95円 |
ドリンクの種類 | 約7種類(専用カートリッジ) | 約30種類(専用カプセル) | 約30種類(専用カプセル) |
メニュー |
・ブラックコーヒー ・カプチーノ ・カフェラテ(ミルク系メニューは、ブライトや牛乳が必要) |
コーヒーや抹茶、ラテ系メニューまで17種類以上(粉末ミルクカプセルつき) |
・エスプレッソ ・レギュラーコーヒー ・カプチーノ ・カフェラテ(ミルク系メニューはミルクフォーマーが必要なマシンあり) |
味 |
3位 インスタントコーヒー(レギュラーソリュブルコーヒー) |
2位 カフェで飲むようなおいしい味わい |
1位 産地や焙煎にもこだわった本格エスプレッソ コーヒーマニアにおすすめの本格派 |
作り方 | 専用の詰め替えコーヒーのゴールドブレンド(1つで24~55杯分を作れる) | カプセル式のコーヒー粉末や抹茶 | カプセル式のコーヒー粉末 |
マシン本体の価格 | 3,000円~10,000円 | 5,000円~20,000円 | 11,000円~60,000円 |
口コミ・評判レビュー | バリスタのレビューを見る | ドルチェグストのレビューを見る | ネスプレッソのレビューを見る |
本体無料の 公式サービス |
あり バリスタ公式サイト |
あり ドルチェグスト公式サイト |
なし |
価格やドリンクの作り方まで、マシンによってかなり違いがあります。
3つのマシンは、以下のような選び方がおすすめです!
おすすめのマシン
- バリスタ…安さ・手軽さを重視する人向け
- ドルチェグスト…いろいろなカフェメニューを楽しみたい、ファミリーで使いたい人向け
- ネスプレッソ…お金をかけても本格的なコーヒー、エスプレッソを自宅で飲みたい人向け
バリスタは「レギュラーソリュブル」という専用の粉末インスタントコーヒー(ネスカフェゴールドブレンド)を使いますが、ドルチェグストとネスプレッソはカプセル式コーヒーメーカーという点が一番の違いです。
バリスタはコストも安く、お手軽にコーヒーを飲みたい人やコーヒーマシン初心者におすすめです。
ドルチェグストとネスプレッソはコストがかかる分本格的な味わいのコーヒーが楽しめるという違いがあるので、自分に合ったマシンを見つけてみてください。
次から、マシンごとの特徴とおすすめポイントをより詳細に見ていきましょう!
ネスカフェバリスタの特徴とメリット・デメリット
- 1杯あたりの価格…約15~25円
- ドリンクの作り方…インスタントタイプ(ネスカフェゴールドブレンド詰め替えカートリッジ)
特徴① 1杯のコスト約20円!節約したい人におすすめ
3つのコーヒーマシンを比較したときに、バリスタの一番の魅力は1杯あたりのコストの安さ!
一番安いブラックコーヒーで1か月分にかかるコストを計算をすると、次のようになります。
バリスタの1ヶ月のコスト
- 1日1杯…1ヶ月で約600円
- 1日2杯…1ヶ月で約1,200円
- 1日3杯…1ヶ月で約1,800円
毎日缶コーヒーを1本買うと、1か月で4000円近くのコストがかかりますが、バリスタなら1か月ワンコイン程度でおさまります!
一番人気のゴールドブレンドなら、1杯あたりたったの20円なので缶コーヒー7杯近くに相当しますよ。
またバリスタには、香味焙煎などのこだわりのレギュラーコーヒーも発売されていますが、それでもコストは25円程度です!
よくコーヒーを飲む人でも2000円もあれば、1か月で十分にブラックコーヒーを楽しめます。
特徴② スマホ連携で自分好みに味をカスタマイズできる
バリスタはコーヒーのカートリッジ、メニューの種類が3つの中で一番少ないです。ですがスマホアプリで連動をすることで、自分好みの「濃さ・泡立ち・コーヒーと水の量」の調節ができるという魅力もあるんです!
専用のネスカフェアプリとバリスタを連動させると、味の調整のほかにコーヒーを淹れるたびにポイントが貯まるサービスも用意されていますよ。
このポイントはネスレの公式グッズとの交換に使えます!
また、コーヒーの抽出時間をタイマーでセットできるので、朝起きてすぐに熱々のコーヒーが楽しめます。ちなみにハイエンドモデルのネスプレッソにも、アプリ連動機能つきのマシンがありますがごく一部です。
バリスタi以降の新しいモデルなら、すべてアプリと連動ができるので、低コストで便利にコーヒーを飲みたい人にぴったりです!
特徴③ 操作手順が一番簡単!ボタン1つでコーヒーが飲める
バリスタはエコ&システムパックという専用カートリッジに入っているネスカフェゴールドブレンドを、コーヒータンクに移し替えて使います。
このエコ&システムパックの内容量はサイズや種類によって違いがありますが、たとえばゴールドブレンドなら33杯分と55杯分の2種類が用意されています。
つまり1日1杯程度のコーヒーを飲む人なら、1つのパックを入れ替えれば1か月以上コーヒーを詰めかえる必要がありません!
そのまま電源を入れて、飲みたいコーヒーのメニューボタンを押すだけなので、カプセル式よりも手間をかけずに抽出ができるのもバリスタならではの魅力です。
バリスタはこんな人におすすめ
- 初めてコーヒーマシンを試してみたい人
- お金をかけずにコーヒーを楽しみたい人
- 操作が簡単で手間をかけたくない人
バリスタがおすすめできない人
- コーヒーの味を重視する人
- コーヒー以外のメニューも作りたい人(飲み切るまでコーヒー豆の種類を入れ替えできないデメリットもあり)
ネスカフェバリスタ(コーヒーマシン販売台数日本一)
-
ネスカフェバリスタW(ダブリュー)の口コミ評判!マシン本体無料レンタルのコーヒー定期便が最安値の価格
ネスカフェバリスタは、累計販売台数500万台を超える日本一売れているコーヒーマシンです。5種類のコーヒーをボタン1つでカンタンに淹れることができます。 ネスカフェバリスタには家庭で ...
ドルチェグストの特徴とメリット・デメリット
- 1杯あたりのコスト…60~100円
- ドリンクの作り方…カプセル式
特徴① ドリンクメニューが20種類以上!コーヒー以外のメニューも楽しめる
ドルチェグストの一番の魅力は、3つのマシンの中で一番作ることができるドリンクメニューが多いこと!
バリスタとネスプレッソは、基本的にブラックコーヒーと、ラテやカプチーノなどのミルク系メニューのみです。
それに対してドルチェグストは、ブラックコーヒーはもちろん、たとえば次のようなドリンクを作ることができます
ドルチェグストで作れるコーヒー以外のメニュー
- 抹茶
- ミルクティー
- チョコチーノ(ココア)
このように抹茶や豆乳ラテまで、コーヒー以外のドリンクも多く常に17種類以上がラインナップされています!
コーヒーが苦手な人やお子様でも飲めるメニューが用意されているので、ファミリーでマシンを使いたい人におすすめですよ。
特徴② ミルク系メニューもカプセルだけで作れる
ドルチェグストがほかのコーヒーマシンと違うところは、牛乳を用意しなくてもカプセルだけでミルク系メニューを作ることができる部分です。
たとえばバリスタなら、カフェオレを作るために、最初にカップに牛乳や粉末ミルクのブライトを入れておく必要があります。
ネスプレッソはタンクに牛乳を入れておくか、別途ミルクを泡立てる専用のエアロチーノを使って、カプチーノやカフェラテを作ります。
ですが、ドルチェグストはカフェオレならカプセル1つに、ミルクとコーヒーがいっしょに入っているのでカプセル1つでOK!
また、ラテ系メニューはコーヒーカプセルとミルクカプセルの2つで1セットになっています!
ミルクカプセルの次にコーヒーカプセルを抽出するだけで、本格的なラテを作ることができますよ。
毎回牛乳を用意する手間がないので、うっかり牛乳やブライトを買い忘れていても、ドルチェグストの専用カプセルがあれば安心です。
特徴③ 毎日のお手入れが楽!衛生的にコーヒーを飲める
ネスプレッソにも当てはまることですが、ドルチェグストのようなカプセル式は、バリスタとくらべてお手入れがかなり楽です。
コーヒーを抽出し終わったら、カプセルを捨ててカプセルホルダーをさっと水洗いするだけ!
しかも、カプセルの中にコーヒー豆が入っているので、入れ替えのときにコーヒーの粉末がまわりに散らばる心配もなく、掃除の手間がほとんどありません。
お手入れの時間をかけずに、衛生的にドリンクを飲みたい人におすすめですよ。
ドルチェグストはこんな人におすすめ
- コーヒー以外のドリンクメニューも飲みたい人
- 家族でコーヒーマシンを使いたい人
- マシンのお手入れに時間をかけたくない人
ドルチェグストがおすすめできない人
- コーヒーマシンにコストをかけたくない人
- ゴミを増やしたくない人
ドルチェグスト(カプセル式販売台数日本一)
-
ネスカフェドルチェグストの口コミ評判!本体無料レンタルのカプセル定期便が最安値!ジェニオエスの使い方も解説
ネスカフェ ドルチェグストは世界70ヶ国以上で展開されていて、現在までに累計販売台数5000万台という一番売れているカプセル式のコーヒーマシンです。 そんなドルチェグストですが、じ ...
ネスプレッソの特徴とメリット・デメリット
- 1杯あたりのコスト…95円~100円
- ドリンクの作り方…カプセル式
特徴① 厳選したコーヒー豆が24種類から選べる!味重視の人におすすめ
ネスプレッソは3つのコーヒーマシンの中でも、特にコーヒーの味にこだわったマニア向けのモデルです。
産地や焙煎方法を変えて、味わいの強さやアロマが違う、こだわりのコーヒーカプセルが24種類用意されています。
カプセル式という部分はドルチェグストと同じですが、ネスプレッソはすべてエスプレッソ用のカプセルだけ。
コーヒー以外のドリンクも飲みたい人にはあまり向いていませんが、コーヒー好きでいろいろなコーヒーを飲みたい人、気分で味わいの違うコーヒーを楽しみたい人が満足のいく本格的なエスプレッソマシンになっています。
また、ドルチェグストとネスプレッソのカプセルは大きさが違うので、どちらかのマシンでしか使うことができません。
特徴② マシンの種類が豊富!エントリーモデルからハイエンドまで選べる
バリスタとドルチェグストは見た目のデザインが違う程度で、マシンによって大きな機能の違いはありません。
ですがネスプレッソはシンプル設計のエントリーモデルから、定価6万円近くのハイエンドモデルまで、機能に違いがあるマシンが用意されています。
たとえば、とてもコンパクトなサイズでエスプレッソとルンゴ(110ml)のコーヒーが淹れられるエッセンサミニは、約11,000円と比較的お手頃価格。
それに対してきめ細かいミルクフォームも全自動で作れる「ラティシマタッチ」や、Bluetoothと接続をしてコーヒーの味わいが設定できる「エキスパート」など、高機能のマシンも発売されています。
一番の上位モデルのラティシマ・プロになると、価格は約6万と高額ですが、その分バリスタが淹れたようなハイクオリティなミルク系メニューまで、全自動で淹れることができます。
とりあえずエスプレッソを気軽に楽しみたければ、エントリーモデル。プロ並みのカプチーノやラテを簡単に作りたい人は、ハイエンドモデルなど、目的と予算に合わせて選ぶことができます。
特徴③ 使用済みカプセルが自動排出!後始末がドルチェグストよりも簡単
ネスプレッソはコーヒーを淹れたあとの後始末の手軽さは、バリスタの次に簡単です。ドルチェグストはカプセルを使うごとに、ホルダーを取り出して捨てる必要があります。
しかし、ネスプレッソはほとんどのモデルで、使用済みカプセルを溜められるカプセルコンテナがついています。コーヒーを抽出したあとは、カプセルコンテナに使用済みカプセルが移動するので、1杯ずつにカプセルを捨てる必要がありません。
その分ドルチェグストに比べると、コーヒーを淹れた後の片付けが楽ですよ。
ネスプレッソはこんな人におすすめ
- エスプレッソやコーヒーの味にこだわりたい人
- たくさんの種類のコーヒーを飲みたい人
- おしゃれなデザインのコーヒーマシンを置きたい人
ネスプレッソがおすすめできない人
- 一度にたくさんのコーヒーが飲みたい人
- 店頭でも気軽にカプセルを購入したい人(通販かネスプレッソ店舗のみの発売)
ネスプレッソ(世界中で販売されている本格派マシン)
紹介コード:JP9453
本体とコーヒー1本を一緒に購入すると紹介コード入力でさらにコーヒー2本が無料でもらえる!
1杯75円~
20種類以上の本格的なエスプレッソやコーヒーが作れる
スタバとのコラボカプセルもある
ネスレのコーヒーメーカーは本体無料の公式サービスがお得!
今回ご紹介したネスカフェバリスタ、ドルチェグスト、ネスプレッソはそれぞれ、ネスレの公式通販から申し込むことで、マシンを無料でレンタルできるサービスが用意されています!
1か月~2か月のペースで、エコ&システムパックや専用カプセルを購入する代わりに、マシンを無料で届けてもらえるので、初期費用をおさえてネスレのコーヒーマシンを使うことができますよ。
しかもカプセルもお店で買うよりも割引されるので、毎日コーヒーを飲む人ほど1杯あたりのコストをおさえられます!一定以上の回数分カプセルやエコ&システムパックを購入すれば、定期便の解約も簡単にできるので、まずは気軽に申し込んでみてください。
まとめ:ネスレの各コーヒーメーカーのメリット・デメリット
改めて3つのマシンの特徴をまとめると以下の通りです。
バリスタの特徴まとめ
バリスタの特徴
- メリット…安い、コーヒーの入れ替えの手間が少ない
- デメリット…コーヒーがインスタントコーヒー
-
ネスカフェバリスタW(ダブリュー)の口コミ評判!マシン本体無料レンタルのコーヒー定期便が最安値の価格
ネスカフェバリスタは、累計販売台数500万台を超える日本一売れているコーヒーマシンです。5種類のコーヒーをボタン1つでカンタンに淹れることができます。 ネスカフェバリスタには家庭で ...
ドルチェグストの特徴まとめ
ドルチェグストの特徴
- メリット…コーヒー以外のドリンクメニューが豊富、カプセル式で衛生的
- デメリット…バリスタよりもコストがかかる
-
ネスカフェドルチェグストの口コミ評判!本体無料レンタルのカプセル定期便が最安値!ジェニオエスの使い方も解説
ネスカフェ ドルチェグストは世界70ヶ国以上で展開されていて、現在までに累計販売台数5000万台という一番売れているカプセル式のコーヒーマシンです。 そんなドルチェグストですが、じ ...
ネスプレッソの特徴まとめ
ネスプレッソの特徴
- メリット…コーヒーの味が本格的、マシンの種類が豊富
- デメリット…コストがかかる、カプセルの入手先が限定されている
-
マシン本体無料キャンペーンのネスプレッソ定期便サービスが最安値!スターバックスの味を自宅でも
コーヒーの種類の中でも、専門的なマシンで圧力をかけて濃厚なコーヒーを抽出するエスプレッソ。カフェではおなじみのメニューですが、自宅ではなかなか飲めないですよね。 しかし、ネスレの「 ...
どれもおいしいコーヒーを楽しめるのはもちろんですが、価格やデザイン、機能にもかなりの違いがあるので、ぜひお好みのマシンを見つけてみてください。
関連おすすめ記事
ネスレのコーヒーブランド「ネスカフェ」から販売されている、「ネスカフェバリスタ」と「ドルチェグスト」。 コーヒーメーカーというカテゴリでいうと、「ネスカフェ バリスタ」は日本で一番 ... お店の本格コーヒーが楽しめると、会社でも家庭でも大人気のネスカフェのコーヒーマシン。その中でも専用カプセルをセットしてコーヒーを抽出できるのが、ドルチェグストとネスプレッソ。 どち ...
ネスカフェバリスタとドルチェグストの違いを比較!どっちがいいか味や値段を実際に使った感想とともに紹介
ドルチェグストとネスプレッソを比較!どっちがおすすめか値段やカプセルの違いを解説【本体無料で使える!】