コーヒーメーカーが欲しくて色々と探していて、どうせなら豆を挽けるコーヒーメーカーが欲しい!と思い、様々なコーヒーメーカーを見ました。
ただし、何万円も出せるわけではないので値段がネックで諦めかけた時に出会ったのが、siroca(シロカ)の全自動コーヒーメーカーSTC-501でした。値段がリーズナブルなので気軽に試せるコーヒーメーカーです。
sirocaの全自動コーヒーメーカーSTC-501を実際に使ってみた感想や使い方をご紹介します。
sirocaの全自動コーヒーメーカーSTC-501/STC-502の特徴
一番の特徴はやはり私も惹かれた「価格」ではないでしょうか。現在の値段はネットで調べた物で13,000円しませんでした。我が家も13,000円程で購入しました。その低価格で豆から全自動でコーヒーを淹れられるというのはとても魅力的ですよね。
またメッシュフィルターを使用するため、ペーパーが不要なところが経済的ですし、結局は洗うものなのでペーパーフィルターを使用するものと手間も変わりません。
sirocaの全自動コーヒーメーカーにはSTC-401というタイプがあります。実は価格はこちらのほうが少し安いのですが、違いはコーヒーサーバーがガラスかステンレスかの違いだけなんです。
STC-501とSTC-401の違い
- STC-501・・・ステンレスサーバー
- STC-401・・・ガラスサーバー
※STC-501とSTC-502の違いは色の違い。STC-501(シルバー) STC-502(赤)
私がSTC-501のステンレスのコーヒーサーバーを選んだのは、まず割れにくいから。過去にガラス製のコーヒードリッパーを1週間で割ってしまったので、またやらかしそうだと思いステンレスを選びました。
そしてガラスに比べてステンレスの方が冷めにくいという特徴もあるので、ステンレスの方が魅力的かなと思ったのも理由の1つです。ただ、ガラス製は中身が見えるというメリットもありますし、見た目の好き嫌いもあるので、これは好みの問題かと思います。
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実際に使ってみた口コミレビュー
実際に本体が届いて開封してみたところ、イメージ通りなコンパクト設計でした。スペースがネックな方にもこれは嬉しいポイントではないでしょうか。我が家はスペースがあまり取れないので、ちょうどいいサイズ感でした。 ※サイズ 幅17.3×奥行22×高さ27cm
本体の見た目はこんな感じです。色はシルバー(stc-501)と赤(STC-502)があり、我が家はシルバーを選びました。一度に淹れることのできる杯数は、コーヒーカップなら4杯分でマグカップなら2杯分です。
部品は本体ふた・メッシュフィルター・ミル付きバスケット・コーヒーサーバーがあり、分けると上の写真のようになります。付属で軽量スプーンも付いていますが我が家では使わないので破棄してしまいました。
では、実際にコーヒーを入れていきましょう。まず本体からミル付きバスケットを外します。
メッシュフィルターがちゃんとセットされているか確認して、飲みたい分量の豆を入れます。今回は大好きなケニアレッドマウンテンをマグカップ1杯分入れたいと思います。
豆を入れたらミル付きバスケットを本体にセットします。
本体ふたをして給水タンクに水を入れます。給水タンクは小さいためやや水が入れづらいです。今回はコーヒーサーバーを使って入れましたが、軽量カップなどを使うとこぼれにくいので普段は軽量カップを使って給水しています。
入れたい分量の目盛りまで給水します。
マグカップ1杯分まで給水完了しました。
今回はマグカップ1杯(コーヒーカップなら1.5杯分)なので、モード切替スイッチを【1】に合わせてスタート。
コーヒーカップ3〜4杯、マグカップ2杯と淹れる量が多い場合は、モード切替スイッチを【2】に合わせます。マグカップ1杯を入れるのにかかった時間は大体3分ほどでした。
入れ終わった後は自動で30分保温してくれます。30分後にランプが消えるので、モード切替スイッチをオフに戻します。
使い方は簡単ですし、洗う時は本体ふたとミル付きバスケットとコーヒーサーバーを外して丸洗いすればいいので洗いやすいと思います。
おすすめポイントと気になるところ
おすすめポイント
- 価格の安さ
- 豆を挽くところから全て全自動
- ペーパーフィルター不要
- コンパクト設計
まず「1.価格の安さ」は、豆を挽けるコーヒーメーカーとしてはダントツに安いのではないでしょうか。初めてコーヒーメーカーを買ってみようかと検討している人にもおすすめしやすい価格です。
「2.豆を挽くところから全自動」というのは、豆をセットして水を入れてスイッチを押すだけなので、お手軽に美味しいコーヒーを楽しむことができるというところです。
「3.ペーパーフィルター不要」というのは、最初の方でもご紹介しましたがメッシュフィルターが付いているため、ペーパーフィルターは不要なのです。私はペーパーを切らしてよく買い忘れてしまったりするので、メッシュフィルターの方が好みです。
「4.コンパクト設計」というのは、本体サイズが17.3㎝ × 22㎝ × 27㎝という省スペース設計で、幅をとらないので場所に困らないためです。
大きなキッチンで収納なども充実している家でないと、電子レンジや炊飯器、ケトルやオーブントースターなどを置くと、割とスペースがなくなってくると思います。
なのであまりキッチンの広くない我が家は、省スペースでないと困るためこのサイズはとても助かりました。
気になるところ
- 豆を挽く時の音がすごい
- 蒸らし機能がない
- 飲み終わりにザラッと感
- メッシュフィルターの破れやすさ
- 香りが飛んでしまう
「1.豆を挽く時の音がすごい」というのは、豆を挽く際に結構な騒音なので、壁が薄い家に住んでいる方は要注意かと思います。我が家は壁が薄いわけではないですが、早朝や夜の使用はためらってしまうほど結構な音がします。
ただし、豆を挽く機能がついているコーヒーメーカーは全て同様なので仕方ない気もします。
「2.蒸らし機能がない」というのは、コーヒーにこだわりがある人にとってはなくてはならない機能かと思うからです。同じシリーズで蒸らし機能がついてるもの(SC-A121)も出ているので蒸らしが不可欠!という方はそちらを購入されるといいかと思います。
「3.飲み終わりにザラッと感」というのは、利点としてあげたメッシュフィルターを使用するため微粉がカップ底にたまり、飲み干すとザラッとした感じがしてしまいます。杯数に合わせてモード切替スイッチを切り替えないと、余計にザラッと感が増すように思いました。
「4.メッシュフィルターの破れやすさ」とは、この全自動コーヒーメーカーを我が家では1年半使用していますが、最初の2ヶ月ほどでメッシュフィルターに穴があきました。
部品は購入できますが、メッシュフィルターを購入しようと何気なくレビューを見たときに、他にもすぐに穴があいたという人がちらほらいました。ちなみにその後、洗い方を気をつけたら穴があくことはなくなく今に至っています。
「5.香りが飛んでしまう」というのは、豆を挽く際の熱で豆の香りがやや飛んでしまうことです。粉から淹れるよりはいいけれど、コーヒー好きはもしかしたらガッカリしてしまうかもしれません。
まとめ
個人的には購入して良かったと思います。ものすごくコーヒーに対してのこだわりがあるわけではないので、そういった方には満足できるものではないかと感じます。
コーヒー自体は苦味が出やすく、やや濃さのあるコーヒーなので薄いものが好きな人には少し濃すぎと感じるかもしれません。
欠点もいくつかありますが、やはり値段を考えたらお得かなと感じるので、もし安くコーヒーメーカーを買いたいという人がいたら、私はこれをおすすめします。
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