ドルチェグストはブラックコーヒーだけでも約10種類をラインナップしていて、幅広い種類のコーヒーが楽しめるコーヒーマシンです。その中でもレギュラーブレンド(ルンゴ)は、ドルチェグストのブラックコーヒーの中でも定番人気のカプセル!
ドルチェグストを使っている人なら一度は飲んだことがあるのではないでしょうか?今回は同じこだわりブラックの中でも、コーヒーの味わいが強く濃厚と言われる「ローストブレンド」と「レギュラーブレンド」を比較してみました!
2つの価格や量、味の違いをそれぞれ調べましたので、ドルチェグストで好きなコーヒーをお探しの人もぜひ参考にしてみてください。
ドルチェグストの「レギュラーブレンド」の特徴とは?
レギュラーブレンド
- 内容量…16杯分
- 価格…924円(税込)
- 目盛り…4(120ml)
まずはドルチェグストの定番カプセル「レギュラーブレンド」をご紹介します。こちらのルンゴという名前は、イタリア語で「長い」という意味の言葉。コーヒーを抽出するときに本格的な味わいに仕上げるために、たくさんのお湯を通す作り方からルンゴと呼ばれています。
レギュラーブレンドの特徴は、香りに苦み、酸味などのコーヒーの味を決める要素のバランスがとれた、まさに正統派な味わい。ブラジル産のアラビカ豆を100%使用していて、淹れたてのコーヒーのさわやかな香り、コク深い味わいが魅力です。
ドルチェグストの「ローストブレンド」の特徴とは?
ローストブレンド
- 内容量…16杯分
- 価格…924円(税込)
- 目盛り…4(120ml)
ローストブレンド(ルンゴ インテンソ)はレギュラーブレンドよりも、深い焙煎をしたコーヒーです、香ばしい香りと重厚なコクが特徴で、これぞコーヒー!といった苦みが強く感じられます。
また、公式サイトでは「コーヒーのクレマもきめ細かく見た目も美しい」と紹介されています。実際にレギュラーブレンドと泡立ちに違いがあるのかも気になりますね!
「レギュラーブレンド」と「ローストブレンド」を徹底比較!
実際にレギュラーブレンドとローストブレンド、2つを淹れて飲み比べてみました!ここまでご紹介した点を表にまとめると、2つの基本スペックは次のような違いがあります。
レギュラーブレンド | ローストブレンド | |
---|---|---|
価格 | 924円 | 924円 |
1箱あたりの個数 | 16杯分 | 16杯分 |
1杯あたりのコスト | 約63円 | 約63円 |
1杯あたりの量 | 120ml | 120ml |
味の違い | 酸味や苦みのバランスが良い | 深煎りによってレギュラーブレンドよりコクと苦みが強い |
基本的な価格や内容量を比較すると、どちらも味以外の違いはありません。
「レギュラーブレンド」と「ローストブレンド」のパッケージの比較
左がレギュラーブレンド、右がローストブレンドです。
カプセルも同じくレギュラーブレンドがオレンジで、ローストブレンドはよりコーヒー感の強いブラウンになっています。
「レギュラーブレンド」と「ローストブレンド」の味の比較
実際にドルチェグストで2つをそれぞれ淹れてみました。左がレギュラーブレンド、右がローストブレンドです。
公式サイトの紹介ではローストブレンドはクレマもきめ細かいとありましたが、レギュラーブレンドよりも泡の色がコーヒーに近い濃い色をしていました!
何よりコーヒーを抽出しているときの香りもまったく違っていて、レギュラーブレンドはさわやかで酸味のある香りでしたが、ローストブレンドは喫茶店の前を通りがかったときのような、コーヒーの濃厚なコクを感じます。
コーヒー自体の色はそんなに違いがありませんが、確かに泡立ちもローストブレンドの方が少し多い印象です。
肝心の味ですがレギュラーブレンドは苦みと酸味のどちらも強すぎないのでとても飲みやすい味です。どちらかと言えばマイルドな味わいなので、まさに正統派のブラックコーヒーでした。
対してローストブレンドは先に強い苦みと、かなりのコクを感じました。先にレギュラーブレンドを飲んだからかもしれませんが、苦みの強さに最初は驚きました。ですが、飲み続けていくうちに、この力強い味は「コーヒーを飲んでいる」という気持ちになります。
疲れた時や眠いときは無性に濃いコーヒーが飲みたくなりますが、ローストブレンドはエスプレッソに近く、ガツンとした味は目が覚めます。レギュラーブレンドも十分なコク深さがありますが、ローストブレンドはそのおいしさを強調したような味わいです。
普段からコーヒーを飲み慣れていない人は苦く感じるかもしれませんが、ブラックコーヒー好きならハマる濃厚な味でした!
アイスでの「レギュラーブレンド」と「ローストブレンド」の味の比較
氷を入れてアイスにすると、さらに味の違いがはっきりします。レギュラーブレンドはお茶のように飲みやすくあっさりしていますが、ローストブレンドは氷を入れても苦みが先行します。
冷やすとコーヒーの味がぼやけやすいですが、そんなことが全くなく焙煎の香りを思う存分楽しめる味でした。ただし苦みが際立つ分、やはりコーヒーの苦さがあまり得意でない人はレギュラーブレンドの方が飲みやすい印象です。
私は普段からブラックコーヒー派ですので、「冷たいコーヒーが飲みたい!」と思った時は、ぜひローストブレンドでアイスコーヒーを作りたいと思います。
ラテでの「レギュラーブレンド」と「ローストブレンド」の味の比較
ミルクフォーマーを使って、レギュラーブレンドとローストブレンドそれぞれをカフェラテにしました。
ちなみにドルチェグストのカプセルにも、カフェラテやカプチーノなどのメニューがありますが、砂糖が入っているのでノンスイートが飲みたい人は、こうして牛乳などでクレマを作るのがおすすめです。
味の違いですがミルクにしても、やはりコーヒーの味を感じやすいのはローストブレンドでした。ただし、味のバランスとしてはレギュラーブレンドの方があっさりしていてバランスが良い分、飲みやすかったです。
好みだとは思いますが、コーヒーの風味が強いカフェラテならローストブレンド、バランスがとれた味ならレギュラーブレンドがおすすめです。
レギュラーブレンドがおすすめの人
- 苦みが強くなく飲みやすい味が好きな人
- カフェラテやカフェオレなどアレンジをしたい人
- コーヒーを普段あまり飲まない人
ローストブレンドがおすすめの人
- 毎日のようにコーヒーを飲む人(ブラック派)
- エスプレッソなどの濃い味のコーヒーが好きな人
- 寝起きやリフレッシュしたいとき
レギュラーブレンドは、年代問わず飲みやすい定番の味とすると、ローストブレンドの濃いコクと苦みはブラックコーヒーに慣れている人向きといった印象です。いずれにしろ、1杯あたりのコストは63円、1箱は1,000円以内で購入できるので新しい味にもチャレンジしやすいのがドルチェグストの魅力!
また、カプセルは、ネスレ公式の定期便サービスならカプセルを常に10%オフになるので、定価よりも安く購入できますよ。
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ドルチェグストのルンゴシリーズを使ったアレンジレシピ
ドルチェグストのレギュラーブレンド、ローストブレンドのルンゴシリーズを使った、アレンジレシピを作ってみました!
ひと手間加えるだけで、また違った味わいが楽しめるのでぜひ参考にしてみてください。
「ローストブレンド」を使ったコク深いコーヒーゼリー
材料
- ローストブレンド…2杯分
- ゼラチン…5g
- 甘味料…大さじ1~2
作り方
1.ローストブレンドを2杯分作り、熱いうちにゼラチンを加えてしっかりとかき混ぜて溶かします。
2.砂糖などの甘味料を入れて混ぜたら容器に移します。
3.冷蔵庫で3時間ほど冷やしたら完成です。
苦みの強いローストブレンドで作った、かなりコーヒーの味が強いコーヒーゼリーです。市販のものとくらべてそのままコーヒーを固めた味なので、苦みやコクがそのまま感じられます。
甘みも少ないので生クリームを追加したり、牛乳で割ったりとさらにアレンジできそうです!市販のコーヒーゼリーは甘くて苦手という人も甘さが少なく食べやすいので、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。
コーヒーフラペチーノ
材料
- レギュラーブレンド…1杯分
- 牛乳…100ml
- バニラエッセンス…数摘
- 氷…適量
- ホイップクリーム…お好み
- チョコシロップ…大さじ1~2
作り方
1.コーヒーに牛乳100ml、チョコレートシロップ、氷を加えます。
2.次にブレンダーやミキサーを使って氷を細かく砕きます。
3.グラスに2を移したら上に生クリームやチョコレートシロップなどをトッピングしたら完成です。
カフェでもおなじみのコーヒーフラペチーノもミキサーと少しの材料があれば、5分程度で簡単に作れます!自分でコーヒーやミルクの濃さを調整できるので、好きな味を探して作るのも楽しいですよ。
生クリームやチョコレートシロップも入っているので、かなり濃厚でパフェを食べたほどの満足感があります。牛乳や生クリームを加えてもコーヒーの苦みやコクが消えておらず、ドルチェグストのおいしいコーヒーの味が楽しめるフラペチーノになりました!
ベトナム風コンデンスミルク入りアイスコーヒー
材料
- ローストブレンド…1杯分
- 氷…お好み
- コンデンスミルク…大さじ1
- バニラアイス…お好み
作り方
1.アイスコーヒーを作ったら、コンデンスミルクを入れてしっかりと混ぜます。
2.その上にお好みでバニラアイスを乗せたら完成です!
コンデンスミルクを加えた、ベトナム風の甘いコーヒーです。コンデンスミルクだけでもおいしいですが、ミルクの味が濃厚なバニラアイスを加えると、さらにスイーツらしくなり1杯でかなりの満足感がありました。
コーヒーの苦みをまろやかにしてくれるので、苦さがあまり得意でない人も飲みやすいですよ。
まとめ
レギュラーブレンドは飲みやすくあっさりしている味わい、ローストブレンドはレギュラーブレンドのコクと苦みをさらに強くしたようなコーヒー感の強い味でした!どちらも喫茶店で飲むような味わいで、挽き立ての豆の風味が豊かです。
同じブレンドでも、こうして焙煎方法でかなり味に違いが出るので、ぜひいつも同じカプセルを飲んでいる人は、ほかのカプセルにもチャレンジしてみることをおすすめします!
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